SSブログ

今さら聞けない!”ウールのあれこれ [素材]

季節がどんどん冬へ向かっています。
冬は寒い季節ですので、
出かけるのもめんどくさくなってしまいます。
(こたつから出られないなんてことも・・・)
子供のころは気温なんて関係なく
元気に外で遊んでいたのになぁ
と考えていたら
親に「セーターを着ていきなさい!
ウールでできていてあったかいから!」と
言われていたことを思い出しました。
そしてそのころに感じた疑問・・・

ウールってなんだ?

ということで今回は
少年時代の僕の疑問を解決すべく
ウールについてあれこれします!


☆ウールは誰の毛?☆
woolとは英語で「羊毛」という意味です。
羊毛とは文字の通りに「羊の毛」です。


☆人類と羊の歴史☆
中央アジアの南西部に
トルクメニスタンという国があります。
この国にはアナウ遺跡という場所があります。
アナウ遺跡は紀元前3000年頃に
農耕集落として利用されていた
人類最古の遺跡です。
この遺跡で羊の骨が発掘されています。
このことから、かなり昔から羊と
人間が共に暮らしてきたことが解明されました。

そして紀元前2200年頃に
メソポタミア南部に暮らしていた
カルディア人が刈り取った羊毛で初めて
毛織物を作ったといわれております。

ここから、古代エジプト⇒ギリシャ⇒ローマへと伝わっていきました。
それが時代が進むにつれて世界中に広がっていきました。

現在では世界中で飼育されている羊の数は
約12億頭です。
(世界の全人口は約73億人なので
人間の約6分の1の割合で
羊が飼育されています。)

人類はこの長い時間をかけて羊毛を改良する努力を続けました・・・
そして、12世紀のスペイン大帝国にて
ある種類の羊が誕生しました。
それこそがアパレル用として最も代表的な「メリノ種」です。


☆メリノウール☆
最も代表的なメリノ種の羊毛は
繊維が細いので加工したときに
ソフトな肌触りになることから
衣料品に一番適したウールと言われています。

ちなみに、このメリノウールの中でも
特に繊維が細いものをつかった素材は
エクストラファインメリノ
と呼ばれており、
高級スーツや最高級のニットに使われています。
(良質なメリノウールの中から約10%しかとれない。)
さわり心地は最高に良いです。
ユ○クロさんからも発売されているので
試しに触ってみてください。


文章が長くなってきましたので2章に別けようと思います。
もしよろしければ、続きもご覧下さい。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ファッション

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

-|今さら聞けない!ウールのあれこれ2 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。